自分だけのルールに強いこだわり。発達障害との因果関係は?
こだわりと日常生活を上手く折り合いをつけることが重要。
広汎性発達障害の子供は、学校の帰り道は同じ道以外通らないなど、自分なりの決まりごとがあり、それを頑なに守ろうとします。また、ルールが守れなかったらどうしたら良いか分からなくなり、パニックを起こしてしまいます。これは学説によると、想像力に障害があるためではないかと言われているようです。
==発達障害の記事★ご紹介
・なぜ、母乳は赤ちゃんにとってよいの?
抵抗力を高める効果があり、発育にとって必要な栄養素が含まれているといわれます。
⇒http://zero-method.com/(赤ちゃんと発達)
・なかなか言葉が出ない原因は何でしょうか?
家庭環境の中で会話がほとんどない状態であることも要因の一つと考えれれています。
⇒http://zero-method.com/(幼児期と言葉遅れ)
最後に・・
広汎性発達障害の子どもが、同じ行為の繰り返しをしている時は心地よく感じていることが多いそうです。そこで、なぜ?と問い詰めると困ってしまい、負担になっていることか。もしこだわりが強まっている時は、生活環境に変化が生じていないか等を確認してあげることも大切なことですね。
Blog抜粋→幼児期に見られる驚異的な能力と発達障害について。
指さしが出来るのに発達障害かもってどういうこと?
対人的な要素を含む指さしができるかどうかが重要です。
指さしには2通りあり、一つは目の前のおもちゃなどを指して「あれ取って」という意味で大人に何か要求する際に行うもので、これはアスペルガー症候群や広汎性発達障害の子どもでも出来ることが多いそうです。もう一つが人の関心を引くために行う指さしで、広汎性発達障害の子どもはこれを行うのが難しいようです。
==発達障害の記事★ご紹介
・覚えた言葉が退行することってあるの?
成長の過程として幼児期では良くみられることです。
⇒http://zero-method.com/(言葉遅れと言語の退行)
・手を繋ぐことを嫌がる子供は多動児かも?
発達障害によくあるケースとして、感覚過敏が挙げられています。
⇒http://zero-method.com/(多動と発達障害)
最後に・・
広汎性発達障害の子どもは電車を見て「ほら、お母さん電車が来たよ」というように、人の関心を引くための指さしが出来ないことが多いと言われています。これは子どもとお母さんの2人が同じ対象に注意や関心を向けるという意味で「共同注視」の一つであり、これを通じて心の動きを察することへと繋がるそうです。
Blog抜粋→大人の発達障害、二次被害?
言葉遅れとコミュニケーション障害の関係は?
言葉の量より質で判断できます。
コミュニケーション障害で最も重いのが話し言葉が出ないケース。相手の言っている事は理解できるが言葉が出ないとか、いったん出た言葉が消えてしまう(言語の後退)ということもあるそうです。またアスペルガー症候群の場合は一方的な言葉はでても、キャッチボールにならないことが多いようです。
==発達障害の記事★ご紹介
・1歳2ヶ月の子どもってどれくらい言葉がでますか?
一般的には1歳2ヶ月は喃語を話す程度だと言われています。
⇒http://zero-method.com/(1歳2ヶ月と言葉遅れ)
・寝てばかりの新生児にしてあげられることって?
抱っこの際に声かけや子守唄を聞かせると脳の刺激になります。
⇒http://zero-method.com/(新生児と脳の発達)
最後に・・
コミュニケーション障害といっても、ただ言葉か出ない、遅いというだけでなく、相互的な言葉のやり取りができない、言葉以外の意味(皮肉)などが分からない等、さまざまです。アスペルガー症候群の子どもは誤解を招くことも多いので、周りの人間のフォローアップ体制も大切ですね。
Blog抜粋→算数が苦手。これって学習障害?
視線は合うけど、それでも広汎性発達障害の疑いあり?
成長するにつれ視線は合いやすくなります。
広汎性発達障害の子どもは、相手の心を読み取るのが苦手だといいます。そして、相手の心を読み取る力はアイコンタクトによって育まれるとのこと。ただ、広汎性発達障害でも比較的軽度の子どもは、小さいときは目が合いにくくても、成長するにつれ段々と視線が合うようになってくるようです。
==発達障害の記事★ご紹介
・新生児の夜泣きって何のサイン?
一概には言えませんが、環境的要因が大きいと言われています。
⇒http://zero-method.com/(新生児と夜泣き)
・周りの乳幼児より言葉の発達が遅い?
乳幼児の言語発達が完成される年齢は、4~5歳とされています。
⇒http://zero-method.com/(乳幼児と言語発達)
最後に・・
自閉症の子どもの場合、お母さんを覗き込むように目を合わせてくることがありますが、そこから何かを感じたり、読み取ることは難しいといわれています。お互いの目と目が合っている状態で2人の視線が同じ対象に向かうことを共同注視といい、これがさまざまな対人関係の基本になるそうです。
Blog抜粋→イメージをうまく言葉に表現できない?(換語障害)
対人関係の障害ってどういうものですか?(広汎性発達障害)
人と人との相互的なやりとりが困難であることをいいます。
広汎性発達障害の子どもは、相手の視線や表情、声の調子、身振りなどの言葉以外のニュアンスから相手の考えを汲み取ることが困難だといわれています。その為、自分の気持ちを表情や体の動きで上手く表現できず、誤解を受けることも多いそうです。
==発達障害の記事★ご紹介
・よく動き回る子どもは多動性障害の疑い?
様々な症例があるため、見極めることは非常に難しいのが実情です。
⇒http://zero-method.com/(幼児期の多動性障害)
・あまりに落ち着きがない息子は発達に障害があるの?
ADHDという発達障害の代表的な症例の一つである可能性があります。
⇒http://zero-method.com/(多動性障害とADHD)
最後に・・
広汎性発達障害の子どもなら、こんな風に物事を捉えるのだろうか・・等、広汎性発達障害の視点から考えてみることで、その子が何で困っているのかが少しずつ見えてくると言います。そうして一つ一つの対応を教えてあげることが、発達障害の子どもの社会的な適応力になっていくのですね。
Blog抜粋→大人の発達障害の基本症状って?
どういう診断基準で広汎性発達障害を判断するの?
大きく分けて3つの中核症状によって診断します。
表情、視線、指差しが苦手な「対人関係の障害」。言葉のやり取りが苦手な「コミュニケーションの障害」。特定のもへの「こだわりが強い」。という3つの診断基準があり、これらの障害が3歳以前から明確に認められる場合に自閉症と診断されるそうです。
==発達障害の記事★ご紹介
・言葉がなかなかでない。原因は何でしょう?
家庭の中で会話があまりない状態が原因であることが多いようです。
⇒http://zero-method.com/(幼児期と言葉の発達)
・落ち着きがなく常に動き回っているのは多動児?
抱っこを嫌がったり、手を繋ぐことを極端に嫌がるといった特徴が。
⇒http://zero-method.com/(幼児期の多動性障害)
最後に・・
アスペルガー症候群など、広汎性発達障害のある子でも、いろいろな社会的スキルを学ぶことで、自然な行動を取れるようになるといわれています。ただ、実際には3つの中核症状以外にもさまざまな症状があり、注意深くみてあげて、適切な対処を早い段階で行うことが大切ですね。
Blog抜粋→読み書きの能力が著しく低いのは?
発達障害の症状ってどんなものがありますか?
年齢や環境によって違いがありますが、中核症状の他に二次的問題があります。
広汎性発達障害の子供にとって、今問題になっている行動や症状が、どこのカテゴリーに属しているのかキチンと把握しておくことが重要なようです。具体的には対人関係の障害、コミュニケーションの障害、特定のものに対するこだわりが強すぎる、などがあるとか。
==発達障害の記事★ご紹介
・乳幼児の子供の発達で注意すべきことって?
集団で生活できるよう訓練をしておくことが重要だと言われています。
⇒http://zero-method.com/(乳幼児と発達障害)
・周りの乳幼児より言葉の発達が遅い?
個人差が大きいため、あくまでも目安と考えられています。
⇒http://zero-method.com/(乳幼児の言語発達)
最後に・・
広汎性発達障害の子供にとって問題となってくるのが、二次的にもたらされた行動上の問題です。発達障害の子どもは、一度記憶したことを中々忘れないため、一度嫌な体験をしたら、同じようなことがあるとフラッシュバックを起こし、日常生活に支障が出るのだそうです。そうならない為にも、今ある障害がどのカテゴリーに属するのか、性格に把握しておくことが大切ですね。
Blog抜粋→飽きっぽい、退屈に耐えられないのは発達障害?