指さしが出来るのに発達障害かもってどういうこと?
対人的な要素を含む指さしができるかどうかが重要です。
指さしには2通りあり、一つは目の前のおもちゃなどを指して「あれ取って」という意味で大人に何か要求する際に行うもので、これはアスペルガー症候群や広汎性発達障害の子どもでも出来ることが多いそうです。もう一つが人の関心を引くために行う指さしで、広汎性発達障害の子どもはこれを行うのが難しいようです。
==発達障害の記事★ご紹介
・覚えた言葉が退行することってあるの?
成長の過程として幼児期では良くみられることです。
⇒http://zero-method.com/(言葉遅れと言語の退行)
・手を繋ぐことを嫌がる子供は多動児かも?
発達障害によくあるケースとして、感覚過敏が挙げられています。
⇒http://zero-method.com/(多動と発達障害)
最後に・・
広汎性発達障害の子どもは電車を見て「ほら、お母さん電車が来たよ」というように、人の関心を引くための指さしが出来ないことが多いと言われています。これは子どもとお母さんの2人が同じ対象に注意や関心を向けるという意味で「共同注視」の一つであり、これを通じて心の動きを察することへと繋がるそうです。
Blog抜粋→大人の発達障害、二次被害?